GoToトラベルと地域クーポン

10月になり、GoToトラベルで予約されたお客さんが使っていただける「地域共通クーポン」をチェックイン時に配るようにとの通達を受け、準備をしていたものの、3日前になってもクーポンが届かない。

届いたと思ったら、クーポンのみで、クーポンに押す、使用可能な県を示すスタンプや、日付を押すスタンプが入ったスターターキットが届かず、隣のホテルから借りたり、日付印は自前で購入する羽目になった。

後で聞くと、隣のホテル(そんなに規模は変わらない)にはクーポンが4000枚届いたそうだ。我が家の1000枚は、一日平均50枚以上なので20日ももたない。切れそうになる一週間も前に事務局に注文したが、切れる2日前に届かず、事務局に電話すると、徐々に発送しているとのこと。どうにもならないので、長野の事務局の電話を探し当て、電話すると、本日宅急便で出すので、明日届くという、有難い対応をしていただき、事なきを得た。

その後、スターターキットは、10月末から、徐々に発送すると書かれた文面と、スタンプの代わりのシールが届いたが、スターターキットが着くころには、今年の営業は終わっている。事務局の各セクションの連絡が全然取れておらず、遅れを招いていると思われる。こういうのも縦割りの一種かも・・・。

ニュースでは、事務局はJTBなどの大手旅行社から、大勢の社員が出向しており、賃金は平均4万円ということだ。指示する事だけは、立派だが、行うことはお粗末である。相当優秀な方達だろうから、賃金に文句は言わないが、給料に見合った仕事をしてほしい。

今、一番の懸念は、立て替えている35%の宿泊代と、売店などで使用していただいている、クーポンが、いつ換金されるのかということだ。1000万の宿泊があっても、現在は650万の収入しかなく、カード払いも多いため資金繰りに苦慮している。カードは二週間ほどで振り込まれるからいいが・・・

8月にお泊り頂いたお客様が、また来てくれたので聞くと、8月に自分で申請した35%分が、まだ振り込まれていないとのこと。三か月たっても振り込まれないということは、私たちの分は年内に入るのかどうか心配になる。

説明会の時にも、事務局に質問したが、お客様が35%を申請する形を9月からも続けないのか?との問いに、続けません。との答え。

一番の受益者はお客様なので、お客様が申請すべきものだと思う。もちろん、間接的に私たちも客数の増加という利益は得ているが・・。

12月末の決算を控え、金策に走り回る日々が予想される。とにかく、早く入金の手続きをしてほしい。大手旅行社や、大きな資本のホテルは内部留保もあり、待てるのだろうが、小さな旅行社や、小さな宿は、待てずに倒産してしまうところも出てくるだろう。

まさに、GoToトラブルである。

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